ヴァイツェンはドイツ発祥のビールで、原料である麦芽の50%以上が小麦麦芽で作られています。 その特徴は小麦麦芽由来のなめらかな口当たりと、酵母が醸し出すバナナ香やクローブ香といったフルーティな香りです。 KUJUKURI OCEANでは酵母を比較的高温で活動させることにより、酵母特有のエステル香を十分に引き出し、ビールに閉じ込めています。 シルキーな口当たりとふわふわの泡、そして酵母由来のフルーティな香りをお楽しみください。 なお瓶底に酵母が沈殿している場合は混ぜてからお飲みいただけるとよりフルーティさが味わえます。

スタウトは焙煎した麦芽を使用した液色が赤茶色～黒色のいわゆる黒ビールになります。 KUJUKURI OCEAN STOUTは焙煎温度の異なる数種の麦芽を使用しているため、モルト由来のコーヒーのようなカラメルのようなチョコレートのような香りと酵母由来のフルーティな香りが合わさった複雑な香りをお楽しみいただけます。 アルコール度数7％としっかりとしたボディはオールモルトで作り出されており、 モルト由来の甘味と苦味、ホップ由来の穏やかな香り、酵母由来の若干の酸味が味を引き締めており、アルコール度数を感じにくく飲みやすく仕上がっています。 若干温度をあげて飲んでいただくと、複数麦芽由来の穏やかで複雑なバランスをより楽しんでいただけると思います。

その軽くさわやかな飲み心地と、爽快な香りにより全世界で最も愛されているビアスタイルがピルスナーです。 KUJUKURI OCEANではピルスナーらしい飲みやすさ、飲み心地は保ったまま、よりモルトの味わいとさわやかな香り・苦味を強調しています。 ホップは「ノーブルホップ」といわれるクリーンな苦味とさわやかな香りが特徴のホップをメインに使用し、グラスからふわっと香るフラワリー(花)なアロマを楽しめます。またモルトはドイツ産のピルスナーモルト100％使用し、美しい黄金色の麦芽の風味を感じられるボディになっています。 キンキンに冷やして爽快なのど越しを楽しむもよし、少しだけ温度をあげてより麦芽やホップの香りを感じながら飲むもよし、のごくごくと何杯でも楽しめるビールです。

ペールエールはもともとイギリスでうまれた上面発酵ビール(エール)です。そこから派生してIPAやアメリカンペールエールなどがうまれています。 最近主流のアメリカンペールエールは柑橘系のホップの特徴を活かしたホップが主役のビールですが、イングリッシュスタイルではモルトが主役(ホップとのバランスがいい)になります。 クッキーやビスケットを髣髴とさせる芳ばしいモルトは高級モルトマリスオッターを中心とした数種を使用。ホップはイギリス産ホップの特徴である、ハーブや草原、大地、花のような香りを感じられ、モルトの香りとの相性がとても良いです。 絶妙なバランスを味わっていただくために炭酸ガス圧も低めな設定です。地味なスタイルと思われがちですが、英国パブのエールの様に何杯飲んでも飽きないつくりになっています。